赤い大地と紺碧の海──シーボーンで訪れるキンバリー、世界最後の秘境
- スタッフ

- 9月19日
- 読了時間: 4分
文明の手が届かない場所が、まだこの地球に残されているとしたら──それは、オーストラリア北西部に広がる「キンバリー」かもしれません。
乾いた赤い大地、切り立つ断崖、潮の満ち引きで生まれる水平の滝。数千年の時を超えて残る岩絵と、先住民族が語る神話。ここには、地球の鼓動がそのまま残っています。

2026年、シーボーン・パシュートがこの神秘の地へと航海します。ラグジュアリーと探検を融合させた「シーボーン・エクスペディション」は、単なるクルーズではありません。これは、人生の記憶に刻まれる「体験」です。
■ キンバリー ── 地球の原風景に出会う

キンバリーは、広さ42万平方キロメートル。日本の国土よりも広いこの地に、わずか数万人しか住んでいません。人の気配がほとんどないからこそ、自然はありのままの姿を保ち、訪れる者を圧倒します。
キング・ジョージ滝では、ゾディアックボートに乗って轟音とともに流れ落ちる水の壁を間近に体感。高さ80メートルの双滝は、まるで地球が息をしているかのよう。
タルボット湾の水平滝は、潮の干満によって水が横に流れるという、世界でも珍しい自然現象。満潮時に現れるその姿は、まさに「動く」地形。
ングラ・ジャー島(旧ヴァンジタート湾)では、先住民族ウナンバル・ガーンベラ族の案内で、数千年前の岩絵「グウィオン・グウィオン・アート」に触れる時間。文化と自然が静かに交差する瞬間です。キンバリーの多くの景勝地は、陸路ではアクセスできず、ゾディアックボートでしか到達できません。


クルーズ中、運が良ければ雄のクジラが雌を追いかける求愛行動を目撃できることも。
かつて、オーストラリア沖を回遊するザトウクジラのオスたちは、意中のメスに対して「恋の歌」を歌うことで求愛していました。深く響く低音や複雑なメロディは、まるで海のラブソング。船上からその歌声が聞こえることもあり、乗客たちは感動に包まれます。
■ 探検と洗練──シーボーンだからこそ叶う旅
シーボーン・パシュートは、極地探検のために設計された最新鋭の船。ラグジュアリークルーズの代名詞であるシーボーンが、冒険の世界に踏み出したことで生まれた“エクスペディションの新基準”です。

船には、極地探検の経験を持つ23名の専門チームが常駐。毎日の上陸やゾディアックボートによるクルーズは、彼らのガイドによって安全かつ深い学びに満ちたものとなります。
ヘリコプター遊覧では、ミッチェル滝やクリ湾を空から眺め、地形の壮大さを実感。
南洋真珠の養殖場訪問では、パスパレー社の施設を見学。真珠が育つ静かな湾で、自然と人の営みが調和する様子に心が洗われます。
フレッシュウォーター・コーヴでは、アボリジナルアート「ワンジナ」に触れ、神話と芸術が融合した世界を体験。

船内では、毎晩「ファイアサイド・チャット」や「シーボーン・カンバセーション」が開催され、探検チームや専門家との知的な交流が旅をさらに豊かにします。
■ 価格以上の価値 ── “人生の贅沢”を叶える空間
シーボーン・エクスペディションの旅は、その価格に見合うどころか、それを超える価値がここにはあります。
全室スイート仕様:広々とした客室には、270度ビューの展望ラウンジやプライベートベランダを完備。
スターリンクによる高速Wi-Fi:秘境にいながらも、世界とつながる安心感。
4Kシネフレックスカメラ:船のマストに搭載された高性能カメラが、リアルタイムで自然の姿を映し出します。
イメージ・マスターズ写真講座(オプション):プロの写真家による4日間の集中講座(1,500米ドル)で、旅の記録を芸術に昇華。
そして何より、シーボーンならではの気品が、旅のすべてを包み込みます。スタッフの所作、料理の質、空間の設計──すべてが「本物の贅沢」を知る人のために用意されています。

■ 航程と期間
期間:2026年5月〜9月
航程:10日間(ブルーム〜ダーウィン、または逆航路)
船名:シーボーン・パシュート
対象:探検心を持つすべての大人たちへ
この旅は、世界の果てで、自分自身と向き合う時間。シーボーンのキンバリークルーズは、そんな“人生の贅沢”を叶えてくれる特別な航海です。

素晴らしいクルーズは心に残り、人生の思い出は長く続きます。
この機会に、シーボーンでしか味わえないラグジュアリーな冒険と美食体験をぜひご検討ください。
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