世界を巡る音楽の旅──シーボーン・ソジャーンの2026年ワールドクルーズは、珠玉のエンターテインメント

スタッフ
8月25日
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2026年1月、ロングビーチから静かに出港するシーボーン・ソジャーン。129日間にわたる世界一周の旅が始まる。寄港地の美しさはもちろんのこと、この船旅には、もうひとつの大きな魅力がある──それは、船上で出会う、本物の音楽。

ホノルル寄港時、ウクレレの音色が夜の海に響く。奏者は、ハワイが誇る音楽家、ジェイク・シマブクロ氏。彼の演奏は、ウクレレという小さな楽器に、宇宙の広がりを感じさせるほどの深みを与える。クラシック、ジャズ、ロック──ジャンルを超えたその音楽は、聴く者の心を優しく包み込み、時に涙を誘う。彼のステージは、ただの演奏ではなく、旅人の心に寄り添い、人生の記憶をそっと呼び起こす「音の物語」だ。

そして驚くべきは、このクルーズに乗船するアーティストの顔ぶれ。ブラジルのジャズギタリストディエゴ・フィゲレド氏、ウェストエンド版『ハミルトン』で知られる歌姫クリスティーン・アラド氏、カントリー界のレジェンドの娘アシュリー・キャンベル氏──いずれも、世界の舞台で活躍する「本物」の音楽家たち。

これほどまでに著名なアーティストが、その土地のあふれる旅情と共に、目の前で音を、リズムを、作品を奏で、歌声を響かせる。しかも旅の途中、このような本物の音楽に触れられる機会がふんだんに用意されている──そんなクルーズは、他に類を見ない。シーボーンは、まさに「海の上の劇場」であり、その空間は、音楽と芸術が織りなす贅沢な時間で満たされている。

さらに、寄港地ごとに地元の文化を取り入れたパフォーマンスも用意されている。韓国・釜山では、色鮮やかな扇を使った伝統舞踊「プチェチュム」を披露いただく。カンボジア・シアヌークビルでは、竹笛や木琴の音色が響くクメール音楽。そして日本では、太鼓の力強いリズムと、優雅に舞う芸者の姿が、旅人の心を打つ。

シーボーンの船旅は、ただの移動手段ではない。世界の文化と芸術を、旅人のすぐそばに届けてくれる「動く文化サロン」と呼ぶにふさわしい存在。そのひとときは、人生の中で忘れがたい一章となるだろう。